うちの扶養家族

“緑のカーテン”を意識して藤や庭木の剪定を怠っていた今年は、我が家の庭は熱帯の密林のようでした。
頭上に覆いかぶさる酔芙蓉の枝を腰をかがめてよけ、横から張り出る山椒の枝のトゲを身体を斜め45度にくねらせて慎重に払いのけながら、足元のインパチェンスを踏まないように注意して歩く、そして運が悪い時は、ココアの落し物(!)を踏んでしまう!・・・障害物競走のようなスリリングな毎日です。
まあ、そのおかげか、今年は扶養家族が増えました。

夕方になると、キッチンの明かりを頼りに窓辺に小さい蛾が集まってきます。そして、その蛾を狙って真っ白いおなかを見せてガラス窓を登って来るのが、我が家の扶養家族ヤモリたち。去年までは窓に貼り付くのは、一度にせいぜい2匹だったのに、今年は2匹、3匹は当り前、時には狭い1枚のガラスに4匹がくっ付いていたこともありました。

蛾を狙ってソロリソロリと忍び寄り、自分の頭より大きいのをバクッと捕まえるヤツ、飛び回っている蛾をがむしゃらに追いかけ回し食らいつくヤツ。他の子が取り落としたのをちゃっかり食べるヤツ、ライバルヤモリが来ると我関せずと窓の隅っこに避難するヤツ・・・人間社会の縮図をそのままです。

それにしても、吸盤のついた手を「ぬき足差し足」しながら飛びかかるタイミングを狙っている時の身体中にみなぎる緊張感!うまくし止めた時などは拍手喝采、ひと夏中楽しませていただきました。

実は『酔芙蓉』に付いた青虫を退治するとき、10匹に1匹の割でお目こぼしをしてたんです。将来はヤモリたちの御飯ですからね。

し、し、しかし、ヤモリを狙って、窓の上から細~いヘビが降りて来たこともありました(・・・なんてワイルドな生活!)。
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もちろん、ガンガン窓を叩いて追い払ってやりましたが、ヤモリたちが冬眠に入るまで、守ってあげなきゃ、と決意も新たにするIZUMIさんでした。

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珍しく南側の2階のベランダに出てきたヤモリくん。ご挨拶に来たのかしら?
いいのよ、お礼なんて・・・、
065.gifほんとにいいのよ、お礼だなんて・・・065.gif
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by izumihitori | 2011-09-30 01:32 | 自然