我が家の山椒物語

 ふっふっふ、いよいよその真価を発揮する時がやって来ました。
 ジャーン!
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どうです、この特大のうなぎ!さ、これに我が家特製の粉山椒をパラパラッと振りかけて・・・
あたり一面に広がるい~~い香り!!うなぎの味も一段と引き立ちます。山椒よ、ありがとう!
 そう、市販の粉山椒に比べれば月とすっぽん、インスタントコーヒーと挽きたて焙煎コーヒーって感じ(ああ、私も「違いの分かるオトナ」になったなぁ~)。

 実は我が家の山椒の木には秘められたお話があるのです。
 かれこれ二十数年前、引っ越したばかりの我が家の庭に山椒が芽を出しました。多分ここを宅地にする前に自生していたヤマ山椒だろうとのこと。日当たりのいい場所に移し替え、大事に大事に育て上げ・・と言いたいところですが何もしないのに勝手に大木に生長しました。
 葉や実はちょこちょこっとお料理に使ってはいたものの、たいして有り難みも感じず、枝を切ったり近くを通るたびにトゲをひっかけ痛い思いをしては、むしろ邪魔者扱い。

 そんな山椒も今年は特にたくさんの実を付けました。
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かわいいヤツでしょ?近年、山菜やキノコ、木の実などに興味が出ている宗家のIZUMIさん、やっと我が家の山椒にも目覚め、
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今年は気張ってザルに8杯もの実を収穫し、佃煮やじゃこ煮を作りました。
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葉っぱももちろん佃煮に。

 ところが「来年も楽しませておくれ!」と思っていた矢先の7月半ば、私の入院中に強風で山椒が根元から倒れてしまったのです!根の半分以上は地面から浮き出し、ほんの少しの根だけで立っている状態だと宗先生から聞きました。
 さあ大変!病院から携帯で植木屋さんに助けを求め・・・でも、ちょうど忙しい時期らしく、いつまで待っても植木屋さんは来てくれません。退院してからも数日、日に日に枯れていく山椒を見ながら、どんなにさびしい思いをしたことでしょう。
 すんでのところで間に合って、一命を取り留めた山椒・・・その木に残っていた赤い実から作ったのがこの粉山椒です。
 ね、それ聞くと、余計美味しく感じるでしょう?

 ところで、緑の粉山椒は春に採った実から作ると聞き、冷凍してあった緑の実を取り出してみました。
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するとビックリ!1日経ったらやっぱり同じように中から種が飛び出してきました。
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ああ、20年以上も、あなたはこうやって生きていたのね・・・

 はい、これが我が家の山椒物語です。思わず熱く語って、長くなってしまいましたね、ご清聴ありがとうございました。
 実は、我が家の山椒が美味しく感じる訳がもう一つあるのです。
 それは・・・植木屋さんに補強を頼んだら1万4000円もかかったからデス!!
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by izumihitori | 2012-10-11 23:40 | ひとりごと