日本一早い“桜まつり”
2014年 01月 31日日本人なら誰でも知っているこの日本古謡は、江戸末期に子供用のお琴の練習曲として作曲され、のちに本居宣長の和歌『敷島の』をもとに詩がつけられたそうです。
「敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花」・・・???なんか、“『敷島の』をもとに”と言われても全く違うような気も・・・ま、ともかく日本人の美意識は陽に匂う(=映える)素朴な桜の花にある、ということでしょう。
今回の沖縄もちょうど緋寒桜(=寒緋桜)が満開時を迎えるとあって、はい、桜マニアの宗先生と欲張りなIZUMIさん、桜まつりを1日で3ヶ所ハシゴしました。
では沖縄旅行<その2>始まりです。
まずは、本島中部の名護公園。ここのうたい文句は“日本一早い桜まつり”。2万本の桜が霞か雲かのようにボーッと斜面を彩り、日本画を見ているようでした。
緋寒桜は濃いピンク色と、丈が低いので目の前で花を観賞できるのが特徴です。ソメイヨシノもいいですが、沖縄の強い日差しにはこの緋寒桜はぴったり!!
さて、名護の桜を堪能した後は車で30分かけて標高453mの八重岳の桜を見に行きました。山頂へと続く道路の両側に並んだ桜は満開です。
が、公園や道路脇の桜は今ひとつ風情に欠ける、とのたまう宗先生・・・そりゃあそうですよね、桜には歴史と味わいが無いとねぇ・・・。
で、私たちが一番楽しみにしていたのが今帰仁(なきじん)城址の桜でした。今帰仁城は13世紀に築城され、琉球王国が統一されるまでは北王の居城として栄え、16世紀に廃城となったそうです。現在も発掘が進み、2000年には世界遺産に登録されました。
咲き競う桜は、緋寒桜と〇〇桜・・・。
by izumihitori
| 2014-01-31 20:51
| 旅行